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ごった煮ブログ

「田園調布せせらぎ館」とその周辺 多摩川駅

東急多摩川線東急目黒線東急東横線の3線が通っている多摩川駅

2021年1月16日に多摩川駅前に「田園調布せせらぎ館」がオープンしたことを知り、覗きに行ったついでに多摩川駅周辺も散歩してみました。

田園調布せせらぎ館 

もともと、多摩川駅前には「田園調布せせらぎ公園休憩所」や「田園調布冨士見会館」がありましたが、それらが田園調布地区公共施設の整備計画により閉鎖されることになり、誕生したのが「田園調布せせらぎ館」です。
芝生のある公園内に建てられ、ちびっこや親御さん、犬の散歩をする人など多くの人で賑わっていました。

田園調布せせらぎ館南西側

田園調布せせらぎ館南西側

 

田園調布せせらぎ館南東側

田園調布せせらぎ館南東側

田園調布せせらぎ館北東側

田園調布せせらぎ館北東側


設計者は隈研吾さん。

北側の建物の1階部分では大田区立の図書館から図書や資料の予約・受け取りなどが可能。もちろん、読書や勉強ができる休憩スペースがあり、図書館というよりもカフェに近いような印象でした。
2階では、公民館のような研修所があり、習い事や集会が行われていました。

田園調布せせらぎ館北側建物

田園調布せせらぎ館北側建物


南側の建物は「カフェ ルシェロ(caffe di ruscello)」という喫茶店となっていて、中高生からご年配の方まで様々な方が利用されていました。

田園調布せせらぎ館南側建物

田園調布せせらぎ館南側建物


この田園調布せせらぎ館を見たときに、なんとなく京都府にある「京都府立京都学・歴彩館」に似ているのかなと感じました。

参考:「京都府立京都学・歴彩館 Google画像検索

もちろんコンセプトや建物用途、規模は違いますが、こういった様々な屋根がかかっている一連の建物がこれから増えている、または増えていくのかもしれないなと個人的に思っています。

多摩川駅周辺

初めて多摩川駅を訪れたので、せっかくだからこの周辺を歩いてみました。

 

多摩川駅

多摩川駅の改札を出ると黄色の天井がお出迎えしてくれます。コンクリートの梁や柱はそのままに、天井だけ黄色にしたのはなぜ??

多摩川駅

多摩川駅構内

構内には、ちょっとしたやさしさの名残も。

多摩川駅構内

多摩川駅構内

 

カトリック田園調布教会

多摩川駅西口から多摩川台公園へ向かうときに目にしたのがこの光景です。

多摩川駅周辺とカトリック田園調布教会

多摩川駅周辺とカトリック田園調布教会

多摩川駅周辺は田園調布という街のイメージや都市計画の用途地域からも分かるように閑静でかつ低層の住宅街が形成されています。
その中に突然、道幅の広い道路が現れ、Y字路の間に教会が「バン!!」と現れるのはもう素晴らしいとしか言いようがありません。


多摩川駅周辺は武蔵野台地国分寺崖線に位置しており、起伏が激しい地域です。教会が台地上(崖上)に位置し、撮影場所(地図中心のY字路)が崖下に位置していたため、より教会の存在感が強調されています。
写真映えを求めていなくても、かっこよく見えてしまう。国分寺崖線、最高。

多摩川駅周辺地図高低差

多摩川駅周辺地図高低差

出典:国土地理院

 

多摩川台公園

多摩川台」という名前からも分かるように周囲よりも少し高いところにある公園です。 ここでも教会が印象的に映ってしまう......。

多摩川台公園

多摩川台公園

ここには、国指定史跡の亀甲山(かめのこやま)古墳をはじめとした様々な古墳があるほか、古墳展示室や水生植物園があります。水生植物園は時期が時期なので、物悲しい雰囲気なのは仕方ないのかなと。

古墳展示室

古墳展示室(ここでも少し教会が......)

水生植物園

水生植物園

亀甲山古墳

亀甲山古墳

古墳群

古墳群(亀甲山古墳との扱いの差......)

名前の通り、この公園のそばには多摩川が流れています。ただ、多摩川と公園の間には急な崖があり、また、多摩川を挟んだ向かい側(神奈川県)は低地であるため、いわば高台の西側に低い平原があるのと同じ状況になっています。


訪れたのが夕方ということもあり、多摩川台公園から見える風景は圧巻でした。
正直、「田園調布といえば住宅街」といった印象しか持っていなかったため、こんな光景が見れるとは思ってもいませんでした。国分寺崖線、最高。

多摩川と夕日

多摩川と夕日

多摩川と武蔵小杉方面

多摩川と武蔵小杉方面

また、宝萊山古墳の近くにある公園入口は立派な作りの門が立っていました。
田園調布が住宅地として開発される際に立てられたものかなと思いつつ、多摩川台公園とはお別れ。

宝萊山古墳近くの門

宝萊山古墳近くの門

「田園調布せせらぎ館」とその周辺を歩いてみましたが、国分寺崖線による豊かな景観が生まれていて、さすが高級住宅街と呼ばれる理由がしっかりとあるのだと感じました。

 

 おまけ

どりこの坂を登っていくと......

どりこの坂

どりこの坂

耐えに耐えているポールに遭遇。

どりこの坂のポール

どりこの坂のポール

奥のポールだけ新しくなっているにも関わらず、手前の2つはこんな姿になっても壁を傷つけまいと現役で活躍している姿を見て、おもわず写真を撮ってしまいました。
堤防や街中でよく見るゴム製のポールが、ビヨンビヨンされすぎてヘタっている様子は何度も見かけましたが、金属製のポールがこんなにヘタっている様子ははじめて見ました。

 

(訪問:2021年2月)